オンラインカジノのゲームでの賭け方に「システムベット」という方法があり、特にバカラやルーレットなどのテーブルゲームにおいて、勝率を高めるのに有効な賭け方です。この記事では、システムベットの意味やメリット・デメリットについて解説しています。
ベラ子
システムベットとは
システムベットは、一定のルールに従って賭け金額を変える手法です。前回のベットの結果に応じて、ベット額を増やしたり減らしたりすることが大きな特徴です。
例えば、以下のようなシステムベット(賭け方のルール)があります。
例:「1ドル」を賭けて負けたら、次は「2ドル」を賭ける
システムベット実践動画
このシステムベットは「マーチンゲール法」と呼ばれ、一度負けても、次回勝てば負けを取り戻せることから「必勝法」や「攻略法」とも言われています。
このように、システムベットには様々な手法があり、それぞれ名前がついています。※詳しくは後述します
システムベットの対義語は「フラットベット」
システムベットの対義語はフラットベットです。フラットベットは、前回のベットの結果に関わらず、常に一定の金額を賭け続ける手法です。
・フラットベットとは?意味・やり方・勝率をまとめました
・カジノでフラットベットは勝てる?フラットベットにおすすめのゲーム7選
・バカラでフラットベットは勝てる?システムベッドと比較しました
システムベットで賭けるメリット
オンラインカジノのゲームにおいて、システムベットで賭けることには3つのメリットがあります。
システムベットで賭けるメリット① 資金を一気に増やせる
システムベットはフラットベットに比べて、資金を一気に増やしやすいという特徴があります。どのシステムベットも、成立すると必ず利益が発生する仕様になっているためです。
フラットベットの場合は、ある程度勝率が良くても利益が出るとは限りません。しかしシステムベットの場合は、ある程度負けが先行していても、利益を出すことができます。
システムベットで賭けるメリット② 賭け方の幅が広がり、ゲームそのものが楽しくなる
システムベットで賭けていると「いったん様子を見るためにベット額を落ち着かせるか?」「ここで一気に回収するために大きく賭けるか?」というように、様々な判断が求められます。
プレッシャーもかかりますが、このプレッシャーもオンラインカジノをプレイする醍醐味の1つです。
フラットベットは常に単調なベットになるため、面白みがないと感じる人もいます。しかしシステムベットならば、自分なりの作戦を組み立てならがら賭けていくため、ゲームそのものが楽しくなります。
システムベットで賭けるメリット③ 利益確定のタイミングが掴みやすい
システムベットは基本的に、成立すると必ず利益が発生します。そのため利益確定のタイミングを取りやすいのが特徴です。フラットベットだと「まだ取り戻せていない」とずるずるプレイしてしまい、その結果傷口が広がることも珍しくありません。
ゲームを止めるべきタイミングがハッキリしていることも、システムベットで賭けるメリットです。
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システムベットで賭けるデメリット
このようにメリットが多いシステムベットですが、デメリットもあります。
システムベットで賭けるデメリット① システムベットが失敗すると大きな損失を被ることが多い
最も大きなデメリットが、失敗した時に大打撃を食らいやすいこと。特にマーチンゲール法は、負けが続くと掛け金が倍になっていくので、ドツボにハマった時は雪だるま式に損失が拡大し、全資金喪失という事態になることもあります。
分かってはいるんですけどね。私もこの失敗はよくやりがちです。
システムベットで賭けるデメリット② システムベットに囚われすぎて柔軟な賭け方の変更ができなくなる
システムベットのよくある失敗に、ルールに囚われすぎることがあります。波が悪いにも関わらず、ルール通りにベット金額を大きくした結果大やけどした、という話もよく聞きます。
ルールがキッチリ定められているため柔軟な賭けができなくなることは、大きなデメリットと言えるでしょう。
システムベットで賭けるデメリット③ ボーナスの条件消化に不向きなことが多い
オンラインカジノの魅力と言えばボーナスです。しかしボーナス消化とシステムベットの相性は悪いです。というのも多くのオンラインカジノでは、1回あたりのボーナスの賭け上限額が定められているためです。
賭け上限額を超えてベットすると、ボーナスが没収されてしまうことも……。
システムベットは、賭け金額が大きくなっていくパターンが多いため、ボーナスのベット上限規定は大きな足かせとなります。
ただし、ベット上限を設けておらず、システムベットで着実にボーナスを消化できるオンラインカジノもあります。具体的には以下のオンラインカジノです。
デメリット④ 毎回賭け金が変わるのでベッティングが面倒
システムベットでは、基本的に毎回ベット額が変動します。そのため、テーブルゲームの「リベット(再ベット)」機能はあまり使えません。
ライブゲームでは、ベッティングタイムがかなり短めに設定されているので、焦ってベット額を間違える可能性もあります。
システムベットのやり方と勝率
オンラインカジノで使えるシステムベットのやり方について、いくつか紹介します。
システムベットのやり方:マーチンゲール法
冒頭で少し説明したシステムベットです。
マーチンゲール法は、最も簡単なシステムベットの手法です。負けたら倍額を賭けて、勝利するまでそれを続けるというもの。勝利した時には、最初のベット額と同額の利益を必ず得ることができます。
配当が2倍のゲーム(ブラックジャック・ルーレットのイーブンベット・バカラのプレイヤーベット)で主に利用されます。1回の勝率は50%ですが、5回目までの勝率は96.875%、10回目までの勝率は99.9%とどんどん高くなっていきます。
反面、マーチンゲール法が失敗すると、一瞬で全資金が溶けることもあるため、ローリスクとハイリスクの両面を併せ持つシステムベットと言えるでしょう。
システムベットのやり方:パーレー法
パーレー法は逆マーチンゲール法と言われる方法で、勝った時に倍額を賭けて一気に利益を増やすシステムベットです。しかし永遠に連勝が続くことはないため、どこかで区切りをつける必要があります。1回でも負けたら一気に損失に転じます。
\パーレー法のやり方解説動画/
具体的に何連勝を目安にするのかは、以下の勝率の表を参考にしてください。
連勝回数 | 勝率 |
2連勝 | 25% |
3連勝 | 12.5% |
4連勝 | 6.25% |
5連勝 | 3.125% |
現実的には最大でも5連勝くらいでしょうか。仮に5連勝のパーレー法に成功すると、一気に32倍の利益を得られます。
システムベットのやり方:ダランベール法
ダランベール法は、ベット額の1単位を決め、勝ったら1単位減額、負けたら1単位増額して賭けるシステムベットです。対象は配当が2倍のゲームで、具体的な賭け方は以下のようなイメージです。
回数 | ベット額 | 勝敗 |
1回目 | 5ドル | 負 |
2回目 | 10ドル | 勝 |
3回目 | 5ドル | 負 |
4回目 | 10ドル | 負 |
5回目 | 15ドル | 負 |
6回目 | 20ドル | 負 |
7回目 | 25ドル | 勝 |
8回目 | 20ドル | 引分け |
9回目 | 20ドル | 勝 |
10回目 | 15ドル | 負 |
連敗が続くとベット額も増大するものの、マーチンゲール法ほどハイペースではありません。また連敗が続いても、ベット額が大きくなった段階で良い波に乗れば、勝率が低くても利益を出すことができます。
大きく勝つことはなくても、大きく負けることもない、比較的資金の安定性があるシステムベットです。
システムベットのやり方:モンテカルロ法
モンテカルロ法は、かつてモナコのカジノを破産に追い込んだとの逸話もあるシステムベットです。ただし、紙とペンを用意して、数列を書いたり消したりしながらベットしていくため、比較的手間のかかる方法と言えます。
具体的な賭け方は以下の通りとなります。
- 数字3つの数列を書きだす
- 両端の数字の合計をベットする
- 負けた場合は今回ベットした金額を右端に追加する/勝った場合は両端の数字を2個ずつ消す
最終的に数列がなくなるか、もしくは数字が1つだけになった時点でモンテカルロ法は成立し、必ず利益が発生します。ダランベール法と同じく、急速にベット額が大きくなりすぎる心配がないのは大きなメリット。
1回あたりの勝率は約32%と若干低め。しかしトータルで見て、25%くらいの勝率で、ゲームを進めれば、着実に利益を増やせます。一般的には配当が3倍のゲーム、つまりルーレットのダズンベットやカラムベットで有効です。
システムベットのやり方:ココモ法
ココモ法はマーチンゲール法と同じく、どれだけ連敗しても1回の勝利で利益に転じることができるシステムベットです。しかも負ければ負けるほど、勝った時の利益が大きくなるという特徴もあります。
ココモ法では最初の2回は同額でベットし、連敗した場合、前々回と前回のベット額を合計して賭けます。具体的には以下の通りです。
回数 | ベット額 |
1回目 | 1ドル |
2回目 | 1ドル |
3回目 | 2ドル |
4回目 | 3ドル |
5回目 | 5ドル |
6回目 | 8ドル |
例えば6回目で的中したとすると、累計ベット額20ドルに対して戻しは24ドルなので、利益は4ドルです。1回の勝率は32.4%なので、理論上3回に1回は的中します。
私自身もココモ法は度々使いますが、どれだけ連敗が続いても7回程度で収まることが多いですね。ココモ法は3倍配当のゲームで使うため、やや勝率は低めです。
この方はココモ法を利用して、2時間で約4万円勝っています。素晴らしいですね。
システムベットのやり方:ウィナーズ投資法
ウィナーズ投資法は、モンテカルロ法と同様、メモを取りながらベット額を変動させる手法です。対象は配当が2倍、勝率が50%のゲームです。
まずは同額ベットで2連敗すると、数列メモの記入をスタートします。そしてその次からのベット額は、数列の左端の数値の2倍です。負けた場合には、右端に今回のベット額を追記していきます。
回数 | ベット額 | 数列 |
1回目 | 1ドル | 無記入 |
2回目 | 1ドル | 1 |
3回目 | 2ドル | 1,1 |
4回目 | 2ドル | 1,1,2 |
5回目 | 2ドル | 1,1,2,2 |
6回目 | 2ドル | 1,1,2,2,2 |
勝った場合は、数列の左端の数字を消していきます。数列の数字が完全になくなった時点でウィナーズ投資法は成立し、必ず利益が発生しているという仕組みです。大きな連敗をしても、ベット額の拡大がゆるやかになるため、雪だるま式に損失が拡大する恐れはありません。
メモ用紙が必要で少し複雑なので初心者には難しい方法ですが、安定感があるので愛用者は意外と多いです。
システムベットのやり方:スキャルピングルーレット
スキャルピングルーレットはルーレットのストレートアップで、徐々にベット額を大きくしていく手法です。1回あたりの勝率は2.7%と非常に低いですが、数百回ベットを行って1回でも的中すれば必ず利益が出るため、比較的安全性の高い手法です。
ルーレットは、0.1ドル程度の低額からベットできる台がおすすめです。スキャルピングルーレットのやり方の詳細は長くなるので、以下の記事も参考にしてください。
システムベットのやり方:バーネット法
バーネット法は別名「1326法」と呼ばれています。配当が2倍、勝率が50%のゲームで連勝している時に使うシステムベットです。具体的な使い方は以下の通りです。
回数 | ベット額 | 負けた時の累計損益 |
1回目 | 1ドル | -1ドル |
2回目 | 3ドル | -2ドル |
3回目 | 2ドル | 2ドル |
4回目 | 6ドル | 0ドル |
2連勝以上すると必ず利益が確定します。4連勝した場合にはベット額が一気に12倍になるので、大きく勝利したい時にも有効です。パーレー法は連勝しても1回負けると一気に損失に転じるのが難点ですが、バーネット法ならば、利益をしっかり守れるという長所もあります。
システムベットのやり方:グッドマン法
グッドマン法は別名「1235法」と呼ばれています。バーネット法に似ていますね。こちらも勝率が50%、配当が2倍のゲームで使えるシステムベットです。
バーネット法は3連勝しても損失回避が確定するだけで、利益が出るとは限りませんでした。しかしグッドマン法は3連勝した時点で利益が確定する仕組みとなっています。
回数 | ベット額 | 負けた時の累計損益 |
1回目 | 1ドル | -1ドル |
2回目 | 2ドル | -1ドル |
3回目 | 3ドル | 0ドル |
4回目 | 5ドル | 1ドル |
4連勝したらリセットしてもよし、負けるまで5ドルでベットし続けても良しです。連敗してもベット額は1ドルのままですので、初心者にも比較的使いやすいシステムベットではないでしょうか。
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おすすめのシステムベット方法!一気に稼げる手法3選
ここまで紹介したいくつかのシステムベットを使って、より効率的に稼げる手法を3つ紹介します。
ボーナス購入可能スロットでのシステムベット
スロットはフラットベットでのプレイが基本ですが、ボーナス購入可能スロットならばシステムベットで攻めることができます。具体的な機種としては、『Sweet Bonanza』『White Rabbit』『Machina』『Fat Santa』『The Dog House Megaways』などがあります。
参考⇒ベラジョンカジノでフリースピン購入できるスロット13選
フリースピンを購入しても、基本的にはなかなかベット額分を回収できません。しかしどこかで大爆発し、急に500倍の配当を得られることもあります。
そのため、負けた時にはダランベール法的にちょっとずつベット額を上げて、大爆発時の高額配当を狙うという手法がおすすめです。
ルーレットのイーブンベット3点賭けでのマーチンゲール法
ルーレットでマーチンゲール法を使うならば、イーブンベット3か所で行うのがおすすめです。負けた時にも1つ当たっていれば一定額を回収でき、3か所すべてが的中すれば大きな配当を獲得できます。
「すべて外れた場合にのみベット額を倍額にする」というルールに設定しておけば、ベット額の拡大も比較的緩やかに抑えられます。
参考⇒ルーレットでフラットベットは勝てるか検証!システムベッドとの勝率も比較
マルチハンドでプレイできるブラックジャックでのマーチンゲール法
ブラックジャックでマーチンゲール法を使う場合も、マルチハンドで賭けられるゲームがおすすめです。Relax Gamingの『Blackjack Neo』ならば3つのハンド、Evolution Gamingの『First Person Blackjack』ならば5つのハンドでベットできます。
ルーレットの3点賭けと同様、1つでも勝てば一定の額を回収でき、3つ勝った場合には大きな金額を得ることも可能です。
またナチュラルブラックジャックが成立すると、配当が50%上乗せされるというルールもあるため、ブラックジャックは数あるオンラインカジノのゲームでも、最もシステムベットで稼ぎやすいゲームと言えます。
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システムベットでプレイする上での注意点
最後にシステムベットでプレイする上での注意点をいくつか紹介します。
注意点① ボーナスを使う場合は必ずボーナス規約をチェックする
記事の序盤で「ボーナスとシステムベットは相性が悪い」と説明しましたが、ベット額上限が定められているケースが多いためです。そのため、ボーナスを使ってシステムベットで賭ける場合には、必ずボーナス規約のベット額上限をチェックしておきましょう。
もしベット額上限が定められていなければ、ボーナスをシステムベットで消化することも有効です。
注意点② 損切ラインは必ず決めておく
システムベットは、連敗が続くと損失が拡大する手法が多いです。マーチンゲール法のように急速に拡大するものもあれば、ウィナーズ投資法のようにゆるやかに拡大するものまで、様々です。
どのシステムベットを使う場合にも、必ず損切ラインを決めておきましょう。勝率の高いシステムベットでも、完璧ではありません。流れが悪いとどんどん資金が吸われてしまいます。私もこれまで損切できずに大打撃を食らったことが数知れずあります。
私と同じ轍を踏まないためにも「100ドル以上損失が出たら賭け方を変える」というように、自分なりの損切りラインを決めておきましょう。
注意点③ 時々普通のベットも取り入れる
システムベットのルールに従って機械的にベットをしていると、「本人ではなく第三者による賭け」と見なされる可能性があります。これは多くのオンラインカジノにおいて利用規約で禁じられている事項であり、アカウント凍結などの処分に繋がる可能性もあります。
そのため、時々気分転換にフラットベットを取り入れるなど、賭け方に変化をつけることが大切です。システムベットでせっかく稼いだのに、資金が没収されたり、アカウントが凍結されたりしたら意味がありませんからね。
参考⇒ベラジョンカジノの規約違反について注意点・ポイント解説!
システムベットとは?意味・やり方・勝率まとめ
この記事では、オンラインカジノで活用できるシステムベットについて、その意味ややり方、注意点などを紹介しました。
システムベットとは前回のベットの結果に応じて賭け金額を変動させる手法で、うまく活用することで勝率を高めることができます。
フラットベットだと資金は安定しますが、せっかくオンラインカジノをプレイするなら、資金を大きく増やしたいですよね。システムベットにはハイリスクで一気に攻める方法もあれば、ローリスクで資金を守りながら連勝で利益確定を狙う方法まで様々です。
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