カジノホールデムポーカーは、カジノのディーラーと1対1で勝負するポーカーです。基本的にディーラーが進行し、ルールもシンプルなので、初心者でも遊びやすいです。ここでは、カジノホールデムポーカーのルールを解説します。
ベラ子
>カジノホールデムポーカーができるオンラインカジノおすすめ11選【2020年最新】
カジノホールデムポーカーの基本ルール
カジノホールデムポーカーは「ポーカーをディーラーとプレイできるように考案されたゲーム」です。
テキサスホールデム(Texas Hold’Em)のポーカーをプレーするため、トレーニング用のツールとしてこのゲームを考案した。
ホールカードと呼ばれる手札2枚と、ディーラーとの共有カード5枚の、計7枚の中で役を作っていきます。最後にプレイヤーとディーラーの手札を比べて、より強い役になった方の勝利です。
カジノホールデムには、ベットやレイズなど、相手との心理的な駆け引きはほぼありません。基本的にディーラーが自動で進行するため、シンプルなゲーム性であり、初心者でも簡単にプレイできます。
「テキサスホールデム」というポーカーのルールに似ています。
カジノホールデムポーカーのゲームの流れ
カジノホールデムポーカーは、以下の流れで進みます。
コールかフォールドの決断をしなければいけない場面もありますので、しっかりと流れを理解して、間違った判断を下さないように気をつける必要があります。
①参加費(アンティ)を払う
まずはアンティを払います。アンティは参加費のようなもので、アンティを払うことでゲームが始まります。
アンティ額は自由なので、ゲーム毎に賭けるアンティを調整して勝負していきましょう。
この後のベッティングラウンドでアンティ額の2倍を払わなければいけないので、それを考慮にいれてアンティ額を決定しましょう。
②AAボーナスにベットするか判断する
このタイミングでAAボーナスにベットするか判断します。AAボーナスとは「最初の5枚のカード(手札2枚+コミュニティ3枚)」で、A(エース)のペア以上の役が出るかどうかに賭けることです。
もちろん判断の材料が何もない状態でベットしなければいけないので、ただ運の勝負となります。
なので、頻繁にベットしすぎれば、マイナスになることが多いです。ただ、AA以上の役が出来たときに大きなリターンがあるので、タイミングを見極めてベットするのも良いでしょう。
③ディーラーからカードが配られる
アンティが払われたら、ホールカードが配られます。ホールカードの次にはすぐに3枚のコミュニティカードが配られます。
手持ちのホールカードと3枚のコミュニティカードで、どんな役が出来る可能性があるかしっかり判断することが重要になってきます。
④フォールドかコールを選択する
この時点でコールかフォールドを選択します。
コールの場合はアンティ額の2倍をベットして、4枚目と5枚目のカードが配られます。フォールドの場合はアンティが没収されて、そのゲームは終わりです。
ディーラーは4のペア以下では勝負が出来ないので、それを考慮して判断する必要があります。
⑤カードオープンして勝敗決定(ショウダウン)
コールした場合、4枚目と5枚目のコミュニティカードが一気にオープンして勝負となります。
負けた場合は全てのチップが没収となります。勝った場合はコール分が2倍、アンティ分は成立した役によって払い出しが行われます。
以上がカジノホールデムポーカーの流れです。実際のテーブルでは、これがずっと続けて繰り返されます。
カジノホールデムポーカーの役と強さ一覧
ポーカーの役は10種類あります。弱い順に並べると以下になります。
※同じ役でも、数字によって強さが変わります。Aが一番強く、2が弱いです。スート(絵柄)は関係ありません。
それぞれの役について解説します。
①ハイカード
役とは名がついていますが、役ではないのがこのハイカードです。なにも役が出来なかったときに、ハイカードとなります。ホールカードの最も数字の大きいカードがハイカードとなります。
ハイカード同士の戦いになった場合、数字の大きいハイカードを持っている方が勝利します。
役ができないことも多くありますので、ハイカードにお世話になることは多いです。ディーラーがハイカードの場合は無条件でフォールドします。
②ワンペア
同じ数字のペアが一組ある場合、ワンペアとなります。ハイカードを除いた中で最弱の役が、ワンペアです。
といってもワンペアの確率は非常に高く、相手もワンペアに終わる可能性が高いので、十分勝負できる役です。特にAのペアは非常に頼りになります。Aのワンペアが完成したら強気にコールすべきでしょう。
またAのワンペアから、AAベットボーナスが受け取れます。
③ツーペア
同じ数字のペアが2組ある場合、ツーペアとなります。ワンペアの次に強く、ほとんどの場合ワンペアで終わることから、比較的強い役です。
ツーペア同士で戦う場合、数字の大きいペアを持っている方が勝利となります。
最初の3枚でツーペアが完成しているときはラッキーです。かなり勝利の確率が高く、フルハウスまで発展する可能性があります。
④スリーカード(スリーオブアカインド)
同じ数字のカードが3枚ある場合スリーカードが成立します。日本ではスリーカードと呼ばれますが、海外ではスリーオブアカインドと呼ばれることが一般的です。「セット」や「トリップス」と呼ばれることもあります。
スリーカード同士で戦う場合、数字の大きいスリーカードを持っている方が勝ちます。
⑤ストレート
連続した数字を5枚揃えると、ストレートとなります。
ストレート同士で戦う場合は、数字の大きいストレートが勝利します。
・A、2、3、4、5が最も弱いストレート
・10、J、Q、K、Aが一番強いストレート
A、2とK、Qを同時に跨ぐストレートは成立しません。例えばJ、Q、K、A、2は成立しません。
⑥フラッシュ
フラッシュは数字に関係なく、同じ絵柄を5枚集めると成立します。フラッシュはストレートよりも強い役です。間違いやすいので注意してください。
フラッシュ同士の場合は、大きい数字でフラッシュを作った方が勝利となります。
ホールカードとコミュニティカードの関係で、異なる絵柄のフラッシュが成立することはありません。
⑦フルハウス
ペアとスリーカードが同時に成立する場合、フルハウスとなります。
フルハウス同士の場合は、スリーカードの数字が大きい方が勝利です。スリーカードが同じ数字の場合は、ワンペアの数字で比べます。
フルハウスまではお目にかかることが多い役です。これ以降の役はなかなか見ることが出来ない役となります。
⑧フォーカード(フォーオブアカインド)
フォーカードは、同じ数字が4枚揃うと成立する役です。トランプは同じ数字がデッキの中に4枚しかありませんから、非常に珍しい役です。フォーカードよりも、フォーオブアカインドと呼ばれるのが一般的です。
フォーカード同士での勝負の場合は、数字の大きい方のフォーカードが勝利します。
⑨ストレートフラッシュ
ストレートフラッシュは文字通り、ストレートかつフラッシュで成立する役です。
ストレートフラッシュ同士がぶつかることはないと言ってもいいほど稀ですが、仮にストレートフラッシュ同士がぶつかった場合は、ストレートの数字の大きい方が勝利します。
・A、2、3、4、5が最も弱いストレートフラッシュ
・9、10、J、Q、Kが一番強いストレートフラッシュ
ほとんど見ることができない貴重な役です。
⑩ロイヤルストレートフラッシュ
ストレートフラッシュの一つではあるりますが、最強のストレートフラッシュは区別して、ロイヤルストレートフラッシュと呼ばれます。
ロイヤルストレートフラッシュは、ポーカーの役の中で最強です。成立した段階で勝利が決まります。
その確率は65万回に1回の確率と、非常に珍しいです。カジノホールデムポーカーは基本的に1ハンドにかかる時間が短く、かなりのハンド数をプレイできます。それでも1日中プレイしてもお目にかかれるかどうか怪しいほど珍しい役です。
ちなみに、ポーカーにはたくさん種類がありますが、役は一部のスリーカードポーカーを除いて共通です。ほとんどのルールでハンドランクが変わることはありません。
カジノホールデムポーカーの役の配当倍率
カジノホールデムポーカーは、成立した役によって配当を受け取れます。成立した役が強ければ強いほど倍率が高く、高額の払い出しを受け取れます。
アンティ額が、役に対応した倍率で払い戻されます。配当倍率は以下の通りです。
・ストレート以下 1倍
・フラッシュ 2倍
・フルハウス 3倍
・フォーオブアカインド(フォーカード) 10倍
・ストレートフラッシュ 20倍
・ロイヤルストレートフラッシュ 100倍
関連⇒オンラインカジノのポーカーは稼げる? 稼ぐコツと攻略法を解説
カジノホールデムポーカーで使用する用語
カジノホールデムポーカーでは、いくつか覚えるべき基本用語があります。といっても、他のポーカーよりもアクションの数は少ないので、すぐ覚えられるでしょう。
フォールド | 勝負を降りること |
アンティ | ゲームへの参加費 |
コール | コミュニティカードオープン後に勝負を継続すること |
クオリファイ | ディーラーが勝負を降りること |
AAベット | AAボーナスに賭けること |
それぞれ詳しく紹介します。
フォールド
勝負を諦めて手札を捨てることを、フォールドといいます。今まで賭けたチップは全て返ってきません。といっても早めにフォールドを選択することで、被害を最小限に抑えられます。
アンティ
手札が配られる前に支払う参加費のことを、アンティと呼びます。
アンティ額は自分で選択できます。勝利した場合、完成した役と対応した倍率で払い戻されます。コールする場合はアンティ額の2倍を支払う必要があるので、その点を考慮してアンティを決定しましょう。
アンティ
ポーカーにおいてラウンド参加時に要求される掛け金のこと
コール
コミュニティカードが3枚オープンされた後に勝負を継続する場合、コールを行います。コールをしなければフォールドして、アンティを諦めることになります。
アンティ額の2倍額をベットすることになります。勝利した場合は、完成した役に関わらず2倍になって払い戻されます。
クオリファイ
ディーラーは4のワンペア以上の役が出来なければ、強制的に勝負を降ります。4のワンペア以上の役ができて勝負する場合「クオリファイする」と言います。
クオリファイしない場合、自動的にプレイヤー側の勝利となりますが、アンティ分の払い出しのみとなります。
AAベット
AAベットは、アンティをベットするタイミングでベットできるボーナスです。
Aのワンペア以上の役ができた場合に、出来た役に対応した倍率の払い出しが受け取れます。役の基本配当もあるのですが、AAベットは非常に倍率が高いです。可能性はそれほど高くありませんが、当たると非常に大きいです。
・Aのワンペア 7倍
・ツーペア 7倍
・スリー・オブ・ア・カインド 7倍
・ストレート 7倍
・フラッシュ 20倍
・フルハウス 30倍
・フォー・オブ・ア・カインド 40倍
・ストレートフラッシュ 50倍
・ロイヤルストレートフラッシュ 100倍
カジノホールデムポーカーの戦略のポイント
カジノホールデムは、他のポーカーのルールよりも運の要素が強いです。しかし、コールやフォールドの判断をしなければいけないのが、カジノホールデムポーカーの醍醐味ですよね。
効率的にチップを得るために、覚えておくべきカジノホールデムポーカーのポイントをご紹介します。
基本的にフォールドは避ける
ディーラーは4のペア以下は勝負できません。4のペア以下は自動的にプレイヤーの勝利となり、アンティ分の払い出しを受けます。
しかし、フォールドしてしまえば今まで賭けたチップを失ってしまいます。4のペア以上が揃わないこともざらにあるので、基本的にはフォールドは避けるべきでしょう。
AAベットは慎重にする
AAベットは、期待値的にはマイナスです。賭け続ければ損をしてしまいます。賭けないことが最もかしこい選択といえるでしょう。
しかしAAベットの倍率は高く、成功すれば非常に大きい配当を得られます。体感でAAがあまりにも出ていない時などに、思い切って賭けてみるのも手かもしれません。
ポケットペアができたら強気に勝負する
ホールカードでペアができることを「ポケットペア」と呼びます。基本的に、ポケットペアが入ったらコール一択です。
ワンペアが確定しているうえ、上手くいけばスリーカードやフルハウスまで狙えます。大きな役の種になるポケットペアでは、しっかりと勝負しましょう。
関連⇒カジノホールデムポーカーの攻略法!強くなって勝つためのコツ
コメントを書く