ここでは、カジノホールデムポーカーのさまざまな確率をまとめています。役の成立、ホールカード、ポケットペア、ディーラーのクオリファイ、コミュニティーカード関連の必要なデータをまとめているので参考にどうぞ。
ベラ子
>カジノホールデムポーカーができるオンラインカジノおすすめ11選【2020年最新】
この記事の目次
カジノホールデムポーカーで役ができる確率
まずは、カジノホールデムポーカーで役ができる確率です。
コミュニティカード最初の3枚(フロップ)をオープンした時点と、5枚目(リバー)までオープンした時点の両方の確率を調べました。
ハンド | 最初の3枚 (フロップ) | 5枚目 (リバーまで) |
ハイカード | 50.11% | 17.41% |
ワンペア | 32.43% | 48.74% |
ツーペア | 4.75% | 23.50% |
スリーカード | 2.11% | 4.83% |
ストレート | 0.39% | 4.62% |
フラッシュ | 0.19% | 3.25% |
フルハウス | 0.14% | 2.60% |
フォーカード | 0.024% | 0.16% |
ストレートフラッシュ | 0.0013% | 0.027% |
ロイヤルストレートフラッシュ | 0.00015% | 0.0032% |
また、役の確率について、覚えておくべきポイントをご紹介します。
フロップではフォールドしない方が良い
フロップでのハイカードの確率は50%です。つまり2分の1の確率で役ができません。カジノホールデムポーカーでは、フロップでワンペア以上ができる確率は低いです。
逆にフロップでは相手も2分の1の確率でハイカードということです。このことからも、フロップでフォールドする選択肢はあまり賢いとは言えません。
カジノホールデムはフロップの時点でコールすると、自動的にリバーまでオープンすることになります。コミュニティカードの最後の5枚目までオープンしてしまうと、ツーペアも約24%となかなか高い確率で成立します。
ツーペアで顕著に言えることですが、フロップでの役の強さが、リバーまで維持されるとは限りません。
Flop(フロップ) :
ホールデムのゲームで、テーブルの中央に表向きに配られた3枚のカード
同じ絵柄(スーテッド)や連続した数字(コネクター)はコールする
基本的にはあまりフォールドすべきではないカジノホールデムにおいて、同じ絵柄(スーテッド)であったり、連続した数字(コネクター)は宝物です。フロップ次第ですが、概ねコールするのが確率的に正解のプレイでしょう。
しっかりと参加して、ストレートやフラッシュを狙っていきましょう。特に、同じスーツかつコネクターを「スーテッドコネクター」と言います。スーテッドコネクターはドローの幅も広く非常に強力です。
スタッド コネクターはアンスーテッド (スートが全部違う) コネクターよりもさらに良いものです。なぜなら、それにはフラッシュ ドローができる可能性もあるからです。
フルハウスまでは現実的な確率ですが、フォーカードまでいくと、がくんと確率が下がります。フォーカード以上は非常にレアな役といっていいでしょう。それだけ払い出しの倍率も高く設定されています。
カジノホールデムポーカーのホールカードの確率
カジノホールデムにおいて最初に2枚配られるホールカードの確率をまとめました。
ハンド | 確率 |
AA | 0.453% |
任意のポケットペア(22~AA) | 5.88% |
AK(スーテッド) | 0.302% |
AK(オフスーツ) | 1.21% |
スーテッドコネクターカード | 3.92% |
コネクターカード | 15.7% |
スーテッドカード | 23.53% |
ポケットペアがホールカードに舞い込んでくる可能性は、約6%です。思ったよりも多い印象です。
カジノホールデムポーカーにおいてポケットペアは超強力です。とにかくポケットペアがきたら、降りるべきではありません。
ポケットペアとコミュニティカードでスリーカードができた場合、非常に強力なのでどんどんコールしていきましょう。フルハウスまで発展する可能性まであります。
スーテッドかコネクターがホールカードに来る確率は約38%です。スーテッドやコネクターはかなりの確率で来るので、高頻度でフラッシュやストレートを狙えます。
カジノホールデムポーカーでポケットペアがスリーカード以上の役になる確率
6%の確率でポケットペアがホールカードに来た時に、そのポケットペアがスリーカード以上の役になる確率です。
フロップで成立 | 11.80% |
リバーまでに成立 | 19.18% |
フルハウスになる確率 | 1% |
ポケットペアで参加したうちの約20%が、スリーカード以上となります。
カジノホールデムポーカーにおいてスリーカードは、成立すれば負けることがないくらいに強い手です。ポケットペアでしっかりとコールするべき根拠になりますね。
6%の確率でホールカードにきたポケットペアの更に1%ですから、フルハウスの確率は非常に低いです。しかしそれだけレアで、成立した際の払い戻しも大きいのです。
カジノホールデムポーカーでディーラーがクオリファイする確率
ディーラーに4以上のワンペアが完成して、プレイヤーと勝負となることを「クオリファイする」といいます。
カジノホールデムポーカーでは、ディーラーが3のワンペア以下の役だった場合、強制的にプレイヤーの勝利となります。その確率はこちらです。
ディーラーがクオリファイする確率 | 78.84% |
ディーラーがクオリファイする確率が約80%なので、クオリファイしない確率は約20%となります。つまり単純計算で5分の1の確率で無条件にプレイヤーが勝利となります。極論ですが5回に1回は2のハイカードでも勝利できるのです。
もちろんディーラーのカードやコミュニティカードにもよりますが、むやみやたらにフォールドするのは期待値的にマイナスです。
カジノホールデムポーカーにおいてコールする際に覚えておくべき確率
カジノホールデムポーカーにおいてコールするかフォールドするかを判断するのは、コミュニティカードが3枚オープンされたフロップの時点です。
フロップの時点で自分の手に役が完成、または有利なドローができている確率をご紹介します。
ホールカード | 最初の3枚で完成する役 | 確率 |
ポケットペア | スリーカード | 12.7% |
ポケットペア | フルハウス | 0.73% |
ポケットペア | フォーカード | 0.24% |
2枚のペアではないカード | ワンペア | 32.4% |
2枚のペアではないカード | ツーペア | 2% |
スーテッドカード | フラッシュ | 0.842% |
スーテッドカード | フラッシュドロー | 10.9% |
スーテッドカード | バックドアフラッシュドロー | 19.1% |
コネクターカード | ストレート | 1.31% |
コネクターカード | オープンエンドストレートドロー | 9.6% |
コネクターカード | ガットショットストレートドロー | 16.82% |
バックドアフラッシュドローとは、フラッシュ完成まで2枚必要なドローです。別名でランナーランナーフラッシュドローとも言います。
オープンエンドストレートドローは、例えば10、J、Q、Kで9でもAでも両方でストレートが成立するドローです。待ちが広いのでストレートとなる確率が高くなります。麻雀でいう「両面待ち」です。
ガットショットストレートドローは、例えば10、J、Q、AでKのみでストレートが成立するドローです。待ちが狭いのであまり好まれません。麻雀でいう「カンチャン待ち」ですね。
では、コールする際に覚えておくべきポイントを紹介します。
ディーラーがハイカードになる確率は7割
フロップでワンペアができる確率は30%です。つまり7割の確率でディーラーはハイカードとなります。いかにフォールドが確率的にマイナスな行動かわかる数字ですね。
スーテッドカードでフラッシュを狙って参加した場合でも、約10%の確率でしかフラッシュドローになりません。
強い数字のスーテッドカードで参加していれば、フラッシュドローにならなくても、強いワンペアやツーペアが成立する可能性があります。
弱い数字のスーテッドだと、ドローにならなかった場合勝ち目がありません。数字の大きさはスーテッドの場合でも重要になってきます。
ストレートの方がハンドランク的には下にも関わらず、オープンエンドストレートドローよりもフラッシュドローの方が、引ける確率が高いのが面白いですよね。
5枚目までにドローが引ける確率
どうしてもフロップでストレート以上の役が完成するのは稀です。しかし、ドローはそれなりの確率で出現します。
フロップでストレートドローやフラッシュドローの形になった場合に、リバーまでに役が完成する確率をご紹介します。
3枚目までに完成した役やドロー | 5枚目までに完成する役 | 確率 |
ワンペア | スリーカード | 8.4% |
ワンペア | フォーカード | 0.09% |
ツーペア | フルハウス | 17% |
スリーカード | フォーカード | 4.3% |
フラッシュドロー | フラッシュ | 35% |
バックドアフラッシュドロー | フラッシュ | 4.2% |
オープンエンドストレートドロー | ストレート | 32% |
ガットショットストレートドロー | ストレート | 17% |
やはりオープンエンドストレートドローよりも、フラッシュドローの方が強いですね。しかもコネクターよりもスーテッドの方がホールカードに来る確率も高いので、フラッシュの方が狙いやすいといえるでしょう。
つまりフラッシュのドローは非常に強力ということです。フラッシュドローになった場合は迷わずコールして、リバーまでしっかりと見ましょう。
ガットショットストレートドローはフラッシュドローと比較して、半分程度の確率しかありません。ガットショットストレートドローが来たときは状況をよくみてコールかフォールドか選択するべきでしょう。
カジノホールデムポーカーでのコミュニティーカードの確率
コミュニティカードにどんなカードが出るかの確率もまとめました。フロップのみの確率です。
コミュニティカード | 確率 |
ペア | 17.29% |
スリーカード | 0.24% |
3枚とも任意の同じスーツ | 5.2% |
3枚とも特定の同じスーツ | 1.3% |
2種類のスーツ | 55% |
3枚とも異なるスーツ | 40% |
3枚の連続した数字 | 3.5% |
2枚の連続した数字 | 40% |
連続した数字なし | 55.6% |
こうみると、自分に有利なドローが完成する確率は決して高くありません。狙ったドローを引けなかった時に、それでも勝負できる強い数字のカードはかなり有利です。
例えばフラッシュを狙った弱い数字のホールカードで、フラッシュドローにもならなかった場合、非常に苦しくなります。ドローを過信しすぎるのは良くないでしょう。
スーテッドやコネクターの要素も重要ですが、基本的に数字の大きいカードで参加していきましょう。最も良いのは数字の大きいスーテッドやコネクターで参加することですね。
ドローの確率の簡単な計算方法|4%の法則
色々と確率を書いてきましたが、覚えるのが難しいという方へ向けて、ドローの確率を簡単に計算できる方法があります。
それが4%の法則です。
引いたら役が完成するカードを「アウツ」と呼びます。10、J、Q、Kのオープンエンドストレートドローの場合、アウツは9とAです。デッキには9とAが4枚ずつあるため、アウツは8枚ということになります。
アウツの枚数を確認したら、以下の計算式で、ドローの確率を算出出来ます。
・アウツの枚数×4%
これでドローの成功確率を計算できます。例のドローの成功確率を計算してみるとアウツの枚数9×4なので、36%となります。
もちろんぴったり正確というわけではないのですが、ゲームの最中に簡単に確率を求められるので、この計算方法は覚えておいて損はないでしょう。
カジノホールデムポーカーでコールすべき確率
カジノホールデムポーカーについては基本戦略が確立されております。
ホールカードの上位82%でコールして、下位18%でフォールドが最適とされています。
・ポケットペアの全て
・9以上のカードを含む同じ絵柄の2枚
・J以上のカードを含む異なる絵柄の2枚
・5、4以上の連続した数字
以上のカードはしっかりとコールしていきましょう。とはいってもコミュニティカードとの兼ね合いにもなるので、臨機応変に対応していきましょう。
大事なのはバランスです。強い数字のカードを狙ってフォールドしすぎるのも良くないし、あまりにもドローに偏重するのも確率的に正しいプレイとはいえません。参加率のバランスをみてカジノホールデムポーカーをプレイしましょう。
コメントを書く