オンラインカジノのブラックジャックはイカサマされている？

オンラインカジノでは「イカサマが仕組まれているのでは？」とイカサマを疑う声があります。この記事では、オンラインカジノでプレイするブラックジャックのイカサマについて検証しています。

＞ライブカジノはイカサマされてる？オンラインカジノでイカサマが行われているか調査！

オンラインカジノのブラックジャックはイカサマの被害事例が多い

インターネットやSNSなどで、「オンラインゲームのブラックジャックはイカサマだ！」と訴える声を多く聞きます。具体的にいくつか体験談を紹介します。

ディーラーが一度もバーストしない

こちらはお笑い系オンラインカジノYouTuberとしてお馴染みの「カジノの哲」さんのプレイ動画。ワンダーカジノで200ドルの入金ボーナスを貰い、ブラックジャックに挑戦。

しかし動画を見ると、とんでもないことになっていますね。とにかくディーラーのハンドが強すぎる。ただの一度もバーストしていません。さすがにこれはイカサマを疑われても仕方ないかもしれません。

高配当が当たったとき賭けが未承認になる

三連単７－４－３2019/08/29(木) 21:15:09.64ID:0NFmLlYZ
サイドベット50倍当たるはずだったのに賭けが未承認扱いされてしまって辛い
BJインフィニティ

三連単７－４－３2019/08/29(木) 21:24:12.06ID:J5ZTrK1c
当たる方に限って未承認ありますね

引用元：5ちゃんねる | オンラインカジノの知りたい事全て答えてやる★74

この方は、高配当が成立した時に配当が不成立になったそうです。ライブゲームは通信環境などの影響で賭けが不承認になることもありますが、勝利した時に不承認となると、イカサマを疑いたくなる気持ちも分かります。

参考⇒ベラジョンカジノで起こりえるエラーについて

3連続でナチュラルブラックジャックが成立

3回連続でブラックジャックやられたんだけどイカサマやろ( ⚭-⚭)

— 花那@お友達募集✨ (@rinko_game902) March 1, 2019

こちらはディーラーに3回連続でナチュラルブラックジャックが成立したという事例。

ライブブラックジャックなのか、バーチャルブラックジャックなのか分からないものの、3連続で来るとイカサマを疑いたくなりますね。ただし、決してあり得ないわけではないのも事実です。

ブラックジャックで10連敗した

ブラックジャックで10連敗とかしてんだけど…そんな勝利悪いゲームだったっけなぁ

— ハルカジ (@harucasi) August 7, 2020

実に10連敗を喫したとのこと。ブラックジャックは理論上の勝率は50%のため、10連敗する可能性はわずか0.098%。1000回に1回起きるか否かというレベルです。

とはいえ、天文学的な確率というわけではないので、10連敗くらいはイカサマではなく、普通に起こり得る範疇と思っておいた方がいいかもしれません。

以上、いくつかブラックジャックのイカサマ被害（？）事例を紹介しました。いずれも100%イカサマとまでは言い切れないものの、特に最初に紹介した動画はかなりイカサマ臭さを感じるのも事実ですね。

参考⇒ベラジョンカジノは勝てない！？勝てない理由はイカサマ！？

オンラインカジノのブラックジャックでイカサマを抜き打ち検証！

ここからは、オンラインカジノのブラックジャックでイカサマが行われていないか、実際に検証してみました。対象のテーブルはEvolution Gamingの『Blackjack White C』というテーブルです。

参考⇒ベラジョンカジノのライブブラックジャックの種類

こちらのテーブルにおいて、ディーラーのハンドを観察し、アップカード及び最終的なハンドを集計してみました。

まずはアップカードの統計について紹介します。

当然ですが、10以上のアップカードが多い結果となりました。しかし理論上10以上のアップカードが出る確率は30.7%。それに対して実際の出現率は29%だったので、特にイカサマを疑うようなレベルではありませんね。むしろ順当な結果と言えます。

また、最終的なハンドの合計は以下の結果となりました。

少し20が多かったかなという印象です。特にアップカードが10以上だった時は、かなり高い確率で合計ハンドが20となっていました。

最高で6連続20になったことがあったので、この時は若干イカサマっぽさを感じましたが、特にカードをシャッフルしていたわけでもなかったので、偶然の産物でしょう。

今回抜き打ちで検証してみましたが「イカサマを疑うようなレベルではなかったかな」というのが本音です。とはいえ、違うライブテーブルや違うバーチャルゲームではイカサマが起きているという可能性もあります。

あくまでもこの検証は参考にしていただければ幸いです。

オンラインカジノのブラックジャックで起こりうるイカサマの方法

仮にオンラインカジノのブラックジャックでイカサマが起こるとすれば、どのような方法で行われるのでしょうか。いくつか想定されるイカサマの手法を紹介します。

ブラックジャックで起こりうるイカサマ① ディーラーのアップカードが毎回強い

1つ目はディーラーのアップカードが毎回強くなるという手法です。

アップカードが強いとプレイヤーは積極的にヒットせざるを得なくなり、その結果バーストする危険性も高まります。

ただし、アップカードが10か絵札になる可能性は、単純計算で30.7%。1デッキで考えた場合、52枚のカードの中に10が4枚、絵札が12枚入っているためです。

そのため、3回に1回程度の割合でアップカードが10になるのは自然な現象と言えます。よって、ディーラーのアップカードが連続して強いというだけで「イカサマ」と疑うのは、早計です。

ブラックジャックで起こりうるイカサマ② ディーラーはカードの順番が分かっていて、プレイヤー不利になるように配っている

2つ目はディーラーはデッキのカードの順番を把握しており、うまくコントロールしながらカードを配布しているという手法です。

仮にディーラーがデッキの中身を把握しているならば、プレイヤーのハンドが強くなりすぎないようにカードを引いていることもありえるでしょう。しかし、どれだけ目を凝らしも、機械的にデッキの一番上を引いているようにしか見えないので、この手法もやや現実味には欠けるでしょうか。

参考⇒ベラジョンカジノはカウンティング儲けることができる！？

ブラックジャックで起こりうるイカサマ③ プレイヤーが必ずバーストするようにコントロールする

3つ目はプレイヤーが必ずバーストするようにカードをコントロールしているという手法です。

しかしライブブラックジャックにおいては、ディーラーがカードを選んでいるようには見えないので、これも現実味のある手法とは思えません。

一方でバーチャルゲームのブラックジャックの場合は分かりませんね。プロバイダによっては、プレイヤーが高い確率でバーストするようなプログラムが書かれている可能性もあります。

ブラックジャックで起こりうるイカサマ④ 低額ベットではプレイヤーが勝ち、高額ベットではディーラーが勝つようなプログラムが書かれている

4つ目は、プレイヤーのベット額に応じて勝敗をコントロールしているという手法。具体的には低額ベットの時にはプレイヤーに勝たせ、高額ベットになったところでディーラーに勝たせるというイメージです。

毎回ディーラーが勝つプログラムだと、流石に怪しさ満点ですからね。うまくカムフラージュするために、多少なりともプレイヤーにも勝たせる機会を作ることはあり得そうです。

しかしこのようなイカサマが仕組まれているならば、マーチンゲール法は100%失敗することになります。実際にはブラックジャックのマーチンゲール法は成功するケースも多いだけに、このイカサマも何とも言えないですね。

参考⇒ベラジョンカジノで遠隔操作の心配無用！イカサマなしで安全

怪しいことはあってもオンラインカジノのブラックジャックではイカサマが起こり得ない！

ここまでブラックジャックの起こりうるイカサマについて紹介してきました。しかし、実際にはブラックジャックでイカサマが起こる可能性は限りなく低いと考えています。というのも、以下の5つの理由があるためです。

イカサマがない理由① 不正なプログラムを仕組んだゲームにはライセンスの審査が下りない

仮にプレイヤーに不利な、不正なプログラムを書いていたとしましょう。このようなゲームを扱っているオンラインカジノ業者はライセンスをはく奪され、サイトの運営自体ができなくなります。

つまりイカサマを通じてプレイヤーから資金を巻き上げようとしても、トータルで見れば胴元が損を被ってしまうのです。運営できなくなるリスクを負ってまでイカサマを働くことは、まずあり得ないでしょう。

日本で最大人気を誇るベラジョンカジノでは、以下のように公式サイトに記載し、ゲームの公平性を保証しています。

公平なゲームを保証するため、当社の製品は、名前の通り、無作為の番号を生成する、Random Number Generator (RNG) を使用しています。これにより、当社またはお客様による操作がまったくないことが保証されています。

引用元：ベラジョンカジノ | セキュリティ

他のオンラインカジノでも同様に、トップページや利用規約などで、ゲームの公平性を保証する声明を出しているのが一般的です。

イカサマがない理由② ライブブラックジャックのディーラーに裁量権は一切ない

ライブブラックジャックにおいては、ディーラーがカードをコントロールしているような話もよく出ます。

しかし、ライブゲームにおいてはディーラーに裁量権が一切ありません。ディーラーはプレイヤーの判断に従ってカードを引き、自分自身のハンドについては「16以下ならヒット」「17以上ならスタンド」というルールに従うのみです。

ディーラーが先にカードを引くことはなく、あくまでも全プレイヤーのアクションを終えてからディーラーのターンとなるため、仮に予定調和があったとしても、プレイヤーの判断次第で崩れます。

そのため、イカサマを起こそうと思ってもほぼ不可能なのです。

イカサマがない理由③ プレイヤーが不自然に連勝することも珍しくない

ブラックジャックで連敗を喫すると「これはイカサマだ」と思う人が多くいます。しかし実際にブラックジャックをプレイしていると、勝率が50%にも関わらず自分が3連勝、4連勝と連勝するケースも少なくありません。

イカサマ論者はなぜかこの点を欠落して考えています。一時大きく連勝することも連敗することもあるでしょう。しかし数百回とプレイして、トータルで振り返ってみると、大体勝敗は五分に落ち着いているものです。

イカサマがない理由④ アップカードが強く見えるのは、そもそも強いカードの絶対数が多いだけ

「ディーラーのアップカードがいつも10や絵柄で強すぎる！これはイカサマだ」と主張する人もいます。しかしそれはごく自然なことです。何せ、デッキには10以上のカードの絶対数が多いですからね。

本当に毎回ディーラーのアップカードが10ならイカサマ臭いですが、トータルで見て30%くらいの確率なのであれば、いたって順当な結果と言えます。

イカサマがない理由⑤ ブラックジャックで大きく稼ぐプレイヤーも少なくない

オンラインカジノのプレイヤーの中には、ブラックジャックで高額の勝利金を稼ぎ出すプレイヤーもいます。それが何よりもイカサマがないことの証明でしょう。イカサマを働くのであれば、運営側としても高額ベッターには勝たせたくないですからね。

私もある時、ブラックジャックで数時間で3万ドル以上を稼いだことがあります。イカサマ論者はこの事実にも目を向けるべきです。

参考⇒オンカジは儲かる？ベラジョンカジノで儲ける方法

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ブラックジャックはイカサマできる？イカサマの手法紹介と、オンラインカジノでイカサマが行われているか調査！

この記事では、オンラインカジノのブラックジャックでイカサマが起こりうるか否か検証しました。結論としては、イカサマは起こり得ません。特にライブブラックジャックの場合は、ディーラーの細工は不可能なので、イカサマすることは難しいでしょう。

バーチャルゲームの場合は、プレイヤーは裏側のプログラムを読めないため、イカサマを疑いたくなる気持ちはよく分かります。

しかし、イカサマ搭載のゲームを扱っているとライセンス承認が降りず、オンラインカジノの運営ができなくなります。そのため、公的なライセンスを取得してるオンラインカジノならば、まずイカサマの危険性はないと考えて良いでしょう。

イカサマ論者は「勝てば実力、負ければイカサマ」と考えがちです。負けた時は己の賭け方をしっかりと振り返り、次は勝てるようにベット戦略を考えるようにしましょう。