バカラは、オンラインカジノで人気なトランプゲームです。プロギャンブラーも好んでプレイするほどですが、実はルールは意外にシンプルで簡単。今回は、初心者でもわかりやすいように、バカラの遊び方や初歩的なルール、賭け方(ベット方法)を詳しく解説します。
ベラ子
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オンラインカジノのバカラってどんなゲーム?
オンラインカジノのバカラのルールを一言で言うと「『プレイヤー』と『バンカー』のどちらが勝つかを予想する」ゲームです。
ディーラー(スタッフ)が「プレイヤー(PLAYER)」と「バンカー(BANNKER)」と書かれた2つの場に、それぞれトランプを配ります。その合計点(ハンド)が9に近い方が勝ちというルールです。
※プレイヤーと言っても、自分(参加者)のことではありません。場の名前です。
《プレイ参考動画》
進行はすべてディーラーが行うので、参加者がやることは、プレイヤーかバンカーのどちらかに賭けるだけです。※厳密には他にも賭け方があります。後述します。
バカラのルールと基本の流れ
バカラは以下の流れでゲームが進みます。
②ディーラーが両方に2枚ずつカードを配る
③カードの数字の合計が9に近い方が勝利
詳しく説明します。
①「プレイヤー」か「バンカー」にチップを賭ける
テーブル上には「プレイヤー」「バンカー」それぞれの枠があります。勝つと思う側の枠内にチップを置いてください。ディーラーの「No more Bet」の合図でベットが締め切られ、ゲームが始まります。
②ディーラーが両方に2枚ずつカードを配る
ゲームが開始されると、テーブル上の「プレイヤー」「バンカー」のエリアに、ディーラーにより各2枚のカードが配られます。カードを配る際には「プレイヤー」側から1枚ずつ、絵柄を伏せた状態でカードが置かれます。
③カードの数字の合計が9に近い方が勝利
「プレイヤー」側からカードがオープンされ、「バンカー」側も全てオープンした際に、それぞれのカードの合計の数字(ハンド)が、より9に近い側の勝利となります。
以上が基本の流れです。実際には、この他に賭け方や特殊なパターンがあります(後述します)。
3枚目のカードが配られることがある
バカラでは、基本的に2枚のカードで「プレイヤー」と「バンカー」が勝敗を競います。しかし、ある条件を満たすと3枚目のカードが配られます。
バカラでは「3枚目ルール」と呼ばれ、初心者が「バカラは難しそう」と思う原因です。しかし実際には、ハンドの数字に応じた条件で発生するだけであり、難しい内容ではありません。
その発生条件についてご説明しましょう。
プレイヤーに3枚目が配られる条件
バカラでは、「プレイヤー」の合計点(ハンド)が5以下の場合に、3枚目のカードが配られます。
1−5 | 6・7 | 8・9 |
3枚目を引く | スタンド | ナチュラル |
合計点が6・7の場合は無条件でスタンド、8・9の場合はナチュラルになり、そのまま勝負することになります。
・バンカーもしくはプレイヤーのいずれかが合計点が8点もしくは9点の場合(ナチュラルと呼ばれます)
「プレイヤー」が3枚目を引く条件は、単純に「ハンドが5以下の場合」と覚えておきましょう。
バンカーに3枚目が配られる条件
バカラでは、「バンカー」の合計点(ハンド)が7以下の場合に、3枚目のカードが配られることがあります。この「バンカーが3枚目を引くときの条件」を表にしました。
H・・ヒット(カードが配られます)
S・・スタンド(カードは配られません)
バンカー | プレイヤー3枚目含むハンド | ||||||||||
2枚の合計 | 3枚目なし | 0 | 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 |
0 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
1 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
2 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H | H |
3 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | S | H |
4 | H | H | H | H | H | H | H | H | H | S | S |
5 | H | S | S | H | H | H | H | H | H | S | S |
6 | S | S | S | S | S | H | H | H | H | S | S |
7 | S | S | S | S | S | S | S | H | H | S | S |
8・9 | ナチュラル(そのまま勝負することになります) |
バンカー側が3枚目を引く条件は、左のバンカーの2枚の合計に対して、右に示したプレイヤー側の3枚のハンドが影響してきます。
例えばバンカーは、2枚のカードの合計が6で、プレイヤーの2枚の合計が6の場合は3枚目は引けません。しかしプレイヤーの3枚目も合わせたハンドが6になると、バンカー側が3枚目をヒットできるようになります。
バンカー側の3枚目の条件については、「ハンドが7以下の場合にプレイヤーのハンドに応じて引く」、となります。しかしこの表の内容全てを把握するのは、初心者の場合はやはり少し難しいと思います。
最初のうちはこの「3枚目ルール」については、ディーラーに任せておけば大丈夫です。3枚目が引かれた時に、どの状況で引かれたのかを確認しながら覚えるとよいでしょう。
バカラのカードの強さ(数え方)
バカラはトランプを用いてゲームをプレイします。ジョーカーを除いた合計52枚のカードで1deckと数えます。通常は6〜8deck程度のカードを混ぜて使用します(総312〜416枚)。
バカラのカードの数え方
バカラでは、トランプの数字を次のように点数としてカウントします。カードに書かれているスペードやダイヤなどのマークはゲームの点数には影響しません。
●A:A(エース)は1としてカウントします。
●2〜9:2〜9までの数字は、カードの数字通りにそのままカウントします。
●10〜K:10、絵札(J・Q・K)は、バカラでは0とカウントします。
そのためバカラでは、他の数字カードに比べて0になるカードが多いことになります。
バカラのカードの強さ
バカラのカードによる点数の強さは、1番強いのが9、弱いのが0になります。
強←9・8・7・6・5・4・3・2・1・0→弱
ご注意いただきたいのが、バカラでカウントされる点数は下一桁の数字ということ。手元にきたカードの数字が9に近ければ良いというわけでなく、配られた2枚のカード合計の下一桁の数字が重要となります。絵札は0ですので、残りの1枚のカードの数字がハンドになります。
カードの組み合わせの例
●3の数字+4の数字=そのまま7とカウント
●7の数字+5の数字=12→2とカウント
●絵札(10〜K)+5の数字=5とカウント
最初に配られたカードの合計点が「8・9」の場合は、「ナチュラル8(9)」となり、そのまま勝負することになります。
数字カード+数字カードだけでなく、絵札+8や9の数字カードでもナチュラルになります。「0」カードの優位性はこの点にあるといえるでしょう。
バカラの賭け方と配当ルール
バカラの基本的な賭け方は「プレイヤー」「バンカー」「タイ」の3種類。サイドベット可能なテーブルでは、カードのペアを予想するベットや、「ビッグ」「スモール」なども選ぶことができます。
それぞれの配当は、次の通りです。
- プレイヤー(2倍)…プレイヤーの勝利に賭ける
- バンカー(1.95倍)…バンカーの勝利に賭ける
- タイ(8倍)…結果が引き分け(TIE)になることに賭ける
- プレイヤーペア(11倍)…プレイヤーに最初に配られる2枚のカードが同じ数字(ペア)であることに賭ける
- バンカーペア(11倍)…バンカーに最初に配られる2枚のカードが同じ数字(ペア)であることに賭ける
- イーザーペア(5倍)…どちらかが最初に配られる2枚のカードが同じ数字(ペア)であることに賭ける
- パーフェクトペア(25倍)…どちらかが最初に配られた2枚のカードが同じ数字(ペア)で同じ絵柄であることに賭ける
- パーフェクトツーペア(200倍)…どちらも最初に配られた2枚のカードが同じ数字(ペア)で同じ絵柄であることに賭ける
- ビッグ(0.54倍)…配られるカードがそれぞれ3枚でゲームが終了することに賭ける
- スモール(1.5倍)…配られるカードがそれぞれ2枚でゲームが終了することに賭ける
バカラにおいて、ペアベットになる確率は低いですが、当たれば高額な配当を得られます。ペアなどの配当も狙う場合には、サイドベット可能かどうかを確認してプレイしましょう。
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バカラの勝敗の決まり方のパターン
バカラの勝敗の決まり方の主要なパターンをご紹介しておきましょう。
勝敗パターン①2~3枚カードを配り、9に近い数字が出た方が勝ち
バカラのシンプルな勝敗のひとつ、「プレイヤー」と「バンカー」それぞれに配られたカードの合計で、9に近い方が勝利となります。
双方の2枚目で条件が発生した場合は、3枚目も合わせた合計での勝負となります。ここでいう「バンカー」も「プレイヤー」も、どちらもカジノ側やベットする側には属さず、ただ単純にどちらが勝つかの予想でしかありません。
テーブルでは、ディーラーはただの進行係として存在しています。
「プレイヤー」側へのベットで勝利した場合
「プレイヤー」にベットして勝利した場合には、掛け金と同額の配当がもらえます。(2倍の配当)
「バンカー」側へのベットで勝利した場合
「バンカー」にベットして勝利した場合には、5%のコミッションを差し引いた配当が受け取れます。(1.95倍の配当)
バンカー側の払い戻し率にはカジノ側の取り分である「コミッション」が設定されており、その値が基本的に5%となっています。
このように「プレイヤー」側と「バンカー」側では、受け取れる配当に若干の違いがある点には注意が必要です。
勝敗パターン②最初の2枚のカード合計が8か9になった方は「ナチュラル」で勝ち
配られた最初の2枚のカードで、どちらかの合計が8または9になった場合には「ナチュラルウィン」としてその場で勝負が決まります。相手のカードもナチュラルでない限りは、ほぼ勝利確定となるハンドです。この場合は追加のカードもありません。
勝敗パターン③プレイヤーとバンカーの出目が同じなら「タイ」で勝負終了
「プレイヤー」と「バンカー」が同じハンドの場合には、「タイ(引き分け)」になります。バカラでは、確率的に約50ゲームに1度はタイになります。
「タイ(引き分け)」にベットして勝利した場合
「タイ(引き分け)」にベットしていた場合にのみ、8倍の配当が得られます。「タイ(引き分け)」の場合は、「プレイヤー」「バンカー」それぞれにベットしていた額はそのまま戻されます。
ちなみに、バカラの攻略の鍵は「賭け方」にあります。「システムベッド」と呼ばれるベット法を使うと、勝率を上げられます。
バカラの基本用語
バカラで使用する基本用語を解説します。ルールを覚える際の参考にしてください。
ハンド
配られたカードの合計数の下一桁のこと
コミッション
直訳すると手数料のこと。バンカーにベットして勝った場合にのみ、カジノ側に配当から5%が徴収されます。
デッキ(deck/デック)
ジョーカーを除く52枚のトランプ1組を1deckと呼びます。通常は6〜8deckで始める場合が多いですが、deck数はカジノにより異なります。
フェイスカード(ピクチャー)
トランプの絵札カード(J・Q ・K)を指します。
ナチュラル
「ナチュラル8」「ナチュラル9」など、始めに配られたカードの合計が「8・9」の場合に用います。
スクイーズ
「絞り」とも言われるこの行為は、配られたカードの数字を確認することを指します。
罫線
バカラの勝敗を記していく表です。結果を残していくことで、「プレイヤー」「バンカー」どちらに流れがあるのかなどを分析し、次の予想に役立てるのに用います。
オンラインカジノのバカラのルール・遊び方まとめ
オンラインカジノのバカラのルールと遊び方をご紹介しました。
バカラは2者1択の勝利予想のゲームです。またオンラインカジノのバカラでは、カードのオープンやゲームの進行も、ディーラーが行ってくれます。初歩的な内容を把握すれば、誰でも気軽に参加できます。
バカラに関する大まかな要点は次の通りです。
●バカラは「どちらが勝つか?」を当てるゲーム
●基本はカード2枚の合計点数を競う
●3枚目のカードを引くには条件がある
●ハンドが9に近いほど強い
●「プレイヤー」と「バンカー」では勝利時の配当が違う
●サイドベットで高配当のベットも可能
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